Daniel Arsham（ダニエル・アーシャム）とPokémon（ポケモン）によるコラボレーションプロジェクトが始動した。Pokémonが現代アーティストとコラボレーションするのは今回が初めて。

 アメリカ人アーティストDaniel Arshamは「Fictional Archeology （フィクションとしての考古学）」をコンセプトに、これまでにも独特な感覚で素材に石灰や火山灰、ガラス、黒曜石を使用した彫刻作品を発表。ここ数年の異業種との多岐にわたるコラボレーションの数々はどれも多くの人気を博してきた。

　Daniel Arshamは今回「Relics of Kanto Through Time」と題し、西暦3020年に発掘した「ポケットモンスター 赤・緑」の世界を表現。現代から1000年後、ポケモンを愛すべきキャラクターとして、また、そのエンターテイメントを象徴するアイテムひとつひとつを、彼なりの考古学によって解釈したという。一見風化したような様相だが、目を凝らすと結晶化した輝きを秘めたポジティブな未来を想起させる。

　本来は今年3月から香港と東京での個展及びパブリックアートの展示を予定していたが、全て中止、および延期となり発表の機会は現在再検討中。発表に先駆け「UT（ユーティー）」からカプセルコレクションの発売が予定されており、Daniel Arshamのインスタグラムではアニメーションが公開されている。

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Over the past year, I have had the fortunate opportunity to work with the @pokemon company and the animators from their studio. As the first visual artist to be granted access to the Pokémon Archive, my intention with the project was to not only bring the universe of Pokémon and the characters into my work, but to have my work infiltrate the Pokémon universe, as well. As a part of my collaboration with Pokémon, a collection of designs with @uniqlo and @uniqlo.ut will be releasing April 24th online globally. My studio worked with the design team from the original series to create this animation, even using the real voice of Pikachu. Join me in Kanto over the next year as this special project rolls out. 🧩

A post shared by ARSHAM STUDIO 3020 (@danielarsham) on Apr 8, 2020 at 8:49am PDT