2016.11.29

OYSTER CLASSIC / OYSTER SPLIT

6263/65 の金無垢モデルはクロノメーター検定を通しておりその表記が追記されるため4Lineの文字盤となるのが普通。

しかし、初期のシリアルの極わずかの個体のみ通常のステンレスケースのノーマル文字盤と同じ3Lineの個体があるんです。それが通称「OYSTER CLASSIC」と呼ばれるモデル。これはシリアルも非常に限られており、まず簡単には出てこないモデルです。

そしてこの後、通常の4Line表記になるのですが、その最初期に4Lineが上下2段に分離してるモデルが僅かに存在します。これが「OYSTER SPLIT」といって、こちらもかなり貴重。

しかし金無垢ケースのモデルって、たいていベースのステンレスモデルと少し違った歴史を歩んでいるのが、非常に興味深いです。

そしてステンレスモデルよりも全体の数が少ないので、文字盤とケースを合わせるのも至難の技。さらにベゼル、針のオリジナリティはという話になればさらに大変です。でもだからこそ、好きな人からしたらROLEXは面白い、って事になるのでしょう。

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Rolex