2016.05.07

にくの匠 三芳

話題の肉割烹の店。
京都には肉割烹の有名店がいくつかある。そのうちの一つ「安参」を10年くらい前だろうか、初めて訪れた時、いわゆる頑固親父と言われた先代にいきなりパンの耳をもらった。勝新太郎も訪れたというその店の、いわゆる常連席のお歴々ではなく新参者の僕になぜ?と思ったけどありがたく頂戴した。曰くビーフシチューの味見をいつもこれでやっているという。美味いから食ってみな、と。この頃はなぜか初めて訪れたお店でこんなミラクルがよく起きていた。恵比寿の居酒屋「さいき」でもいきなりクニさんの真ん前(超常連席)に座らせてもらった。大阪花園の取材拒否店・串カツの「ひげ勝」では衣の秘密を当てて賄いをもらった(笑)。
さて、この「三芳」。
高級部位が好きな人には堪らないんだろう。肉はそれぞれ美味い。最初に出てくるタン刺しも温度が絶妙。旨みが活性化された状態で供される。でもサシの連投は個人的にはちょっと難しいかな、、。異常に美味い煮込みとか、最高に洗練されたドテとか出てきたら楽しいかも。あと新鮮な野菜だけの一皿とか欲しい。
ステーキ屋でもフレンチ風の前菜を楽しんで、というのが苦手。サラダとステーキだけの方がお肉が美味しく食べられるのに、と思ってしまう。舌が貧しいせいかもしれないけど。
お店に入った時、祇園「ます多」の話を声高らかに話している客がいた。なるほど。

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